おこづかいを渡しているのに、何に使ったのかわからなくなってしまう。
そんなときに役立つのがおこづかい帳です。
おこづかい帳は、単なる記録ノートではありません。
「いくら入ってきて、何に使って、いくら残っているのか」を見える化することで、子どもが自然とお金の流れを理解できるようになります。
「まだ子どもには難しそう」と思うかもしれませんが、最初から完璧である必要はありません。
大切なのは、細かく正確に書くことよりも、自分でお金を振り返る習慣をつけることです。
おこづかい帳をつけるメリット
おこづかい帳を続けることで、子どもはお金との付き合い方を少しずつ学べるようになります。
主なメリットは以下の通りです。
- 何にお金を使ったか把握できる
- 使いすぎの原因がわかる
- 貯める意識が育ちやすい
- 欲しい物のために計画を立てやすくなる
- お小遣いを「なんとなく使うもの」ではなく「考えて使うもの」と理解できる
とくに、すぐにお小遣いを使い切ってしまう子には、おこづかい帳がとても有効です。
自分のお金の流れが見えるだけで、無意識の使い方に気づけるようになります。
おこづかい帳に書く基本項目
おこづかい帳は、難しく作る必要はありません。
まずは、最低限の項目だけで十分です。
◎まずはこの4つがあればOK
おこづかい帳の基本項目は、次の4つです。
- 日付
- 内容
- 入ったお金
- 使ったお金
- 残りの金額
実際には、以下のような形で書くとわかりやすくなります。
おこづかい帳の記入例
お金の出入りを、わかりやすく記録しよう
📥 入ったお金
おこづかいをもらったときや、お手伝いの報酬をもらったときに書きます。
📤 出たお金
おかしや文房具など、何かを買ってお金を使ったときに書きます。
| 日付 | ないよう | 入ったお金 | 出たお金 | のこり |
|---|---|---|---|---|
| 4月1日 | おこづかいをもらった | 500円 | – | 500円 |
| 4月3日 | おかしを買った | – | 120円 | 380円 |
| 4月6日 | ノートを買った | – | 230円 | 150円 |
| 4月10日 | お手伝いの報酬制でもらった | 200円 | – | 350円 |
✏️ わかりやすく書くコツ
「いつ」「何に使ったか」「いくらだったか」をきちんと書きましょう。
お金が増えたときは 入ったお金、使ったときは 出たお金 に書きます。
最後に のこりのお金 を計算すると、今いくらあるのかがすぐわかります。
◎余裕があれば「分け方」も追加する
慣れてきたら、使った内容を少し分類してみるのもおすすめです。
たとえば、以下のように分けられます。
- おやつ
- おもちゃ
- 文房具
- 友だちとの買い物
- 貯金
こうして分類すると、
どんなものにお金を使いやすいのかが見えてきます。
親子で見返したときにも、「おやつが多かったね」「文房具は必要な出費だったね」と話しやすくなります。
おこづかい帳の作り方はシンプルでいい
「ちゃんとした家計簿みたいにしないといけない」と考えると、続かなくなってしまいます。
おこづかい帳は、子どもが無理なく続けられることが何より大切です。
ノートでできる子どものおこづかい帳の作り方
専用の家計簿や市販ノートがなくても大丈夫。
普通のノート1冊あれば、すぐにおこづかい帳を始められます。
◎ノート1冊で簡単に作れる
もっとも手軽なのは、普通のノートを使う方法です。
1ページを線で区切って、項目ごとに書くだけでおこづかい帳になります。
✔ ノートで作る場合の例
- 左から順に「日付/内容/入ったお金/使ったお金/残り」と書く
- 1行に1つずつ記録する
- 毎回、最後に残金を計算する
| 日付 | 内容 | 入ったお金 | 使ったお金 | 残り |
|---|---|---|---|---|
| 4/1 | おこづかい | 500円 | — | 500円 |
| 4/3 | おかし | — | 120円 | 380円 |
| 4/5 | シール | — | 100円 | 280円 |
市販の専用ノートがなくても始められるので、まずは気軽にスタートしやすい方法です。
◎小さい子には「書きやすさ」を優先する
低学年の子どもには、細かい記録が負担になることもあります。
その場合は、もっとシンプルにして構いません。
たとえば、以下のような形でもOKです
- 日付
- 何を買ったか
- いくら使ったか
- あといくら残っているか
「使ったら書く」という流れを習慣化していくのが大切です。
◎ノート1冊で簡単に作れる
もっとも手軽なのは、普通のノートを使う方法です。
1ページを線で区切って、項目ごとに書くだけでおこづかい帳になります。
✔︎ノートで作る場合の例
- 左から順に
日付/内容/入ったお金/使ったお金/残り - 1行に1つずつ記録する
- 毎回、最後に残金を計算する
これだけで十分、おこづかい帳として機能します。
市販の専用ノートがなくても始められるので、まずは気軽にスタートしやすい方法です。
◎小さい子には「書きやすさ」を優先する
低学年の子どもには、細かい記録が負担になることもあります。
その場合は、もっとシンプルにして構いません。
たとえば、以下のような形でもOKです。
- 日付
- 何を買ったか
- いくら使ったか
- あといくら残っているか
最初は親が少し手伝いながら、
「使ったら書く」という流れを習慣化していくのがポイントです。
おこづかい帳を続けやすくするコツ
おこづかい帳は、作ることよりも続けることのほうが難しいものです。
せっかく始めても、数日で書かなくなってしまっては意味がありません。
◎使ったその日に書くルールにする
おこづかい帳は、時間がたつほど忘れやすくなります。
そのため、買い物をした当日、または家に帰ったらすぐ書くルールがおすすめです。
続けやすくするポイントは以下の通りです。
- お財布の近くに置く
- 買ったレシートがあれば一緒に確認する
- 夜の決まった時間に書く
- 親も一緒に見る時間を作る
「あとでまとめて書こう」とすると、ほとんど続きません。
短くてもいいので、その都度書く習慣をつけることが大切です。
◎完璧を求めすぎない
おこづかい帳を続けるうえで、親が気をつけたいのは細かく注意しすぎないことです。
- 1回書き忘れた
- 金額を間違えた
- 内容が少し曖昧だった
こうしたことがあっても、最初は問題ありません。
大事なのは、記録する習慣が残ることです。
親が毎回厳しくチェックすると、子どもは「面倒」「怒られる」と感じてしまいます。
まずは続けられたことを褒める姿勢が大切です。
◎併せて読みたい
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おこづかい帳で教えたい3つのお金の感覚
おこづかい帳は、ただ記録するだけではもったいありません。
記録を通じて、子どもに伝えたいお金の感覚があります。
1. お金には限りがある
おこづかい帳をつけると、使えば残りが減ることがはっきり見えます。
これによって、子どもは「お金は無限に使えるものではない」と実感できます。
2. 欲しい物には優先順位がある
お金が限られていると、「今すぐ買うべきか」「本当に必要か」を考えるようになります。
これは将来の買い物判断にもつながる大切な感覚です。
3. 貯めると大きな買い物ができる
毎回少しずつ残していくことで、欲しかった物を買える経験ができます。
この成功体験は、計画的にお金を使う力を育てます。
定額制・報酬制どちらでもおこづかい帳は役立つ
おこづかい帳は、定額制でも報酬制でも効果があります。
それぞれの制度に合わせて、記録の仕方を少し工夫すれば十分です。
◎定額制の場合
定額制では、毎月または毎週、決まった額が入るため、
その中でどうやりくりするかを確認しやすくなります。
- もらった日に記録する
- 月末にいくら残ったか確認する
- 何に使ったかを振り返る
定額制では、とくに予算感覚を育てやすいのが特徴です。
◎報酬制の場合
報酬制では、何をしていくらもらったのかを記録することで、
行動と報酬の関係が見えやすくなります。
- どんな手伝いでいくらもらったか書く
- 頑張って増えた金額を見える化する
- 稼いだお金をどう使ったか振り返る
報酬制の場合は、
「頑張って得たお金だから大事に使おう」という意識につながりやすくなります。
◎より詳しく
おこづかい帳はお金の使い方を学ぶ最高の練習帳
おこづかい帳は、子どもにとって難しい家計簿ではなく、
お金の流れを知るための最初の練習帳です。
- 日付
- 内容
- 入ったお金
- 使ったお金
- 残りのお金
まずはこの基本だけで十分です。
大切なのは、きれいに作ることではなく、自分のお金を振り返る習慣を持つことです。
お小遣いをすぐ使ってしまう子も、何に使ったのかわからなくなりやすい子も、おこづかい帳を通じて少しずつお金の感覚を身につけていけます。
お小遣いは、ただ渡して終わりではありません。
記録することで、はじめて学びにつながります。
ぜひ家庭に合った形で、おこづかい帳を取り入れてみてください!










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